激しい頭痛で泣き叫んでいた6歳男児、お薬の調整で「頭痛ゼロ」に!当院での改善事例

症例報告

激しい頭痛で泣き叫んでいた6歳男児、お薬の調整で「頭痛ゼロ」に!当院での改善事例

2026.10.19

【はじめに】
お子さまの頭痛は、周囲に痛みが伝わりにくく、親御さまにとっても非常に心配なものです。今回は、5歳から頭痛が始まり、一時は救急車を呼ぶべきか迷うほどの激しい頭痛に襲われた6歳男児の男の子が、当院の治療で頭痛のない日々を取り戻した事例をご紹介します。

1. これまでの経過と受診のきっかけ

  • 5歳の頃から: 月に1〜2回ほどの頭痛があり、当初は市販やお薬(カロナール)で落ち着いていました(普段の痛みは10段階中「6」くらい)。
  • 2025年1月(大きな転機): 突然、これまでにない猛烈な頭痛に襲われ、激しい痛みのあまり泣き叫んでしまいました(痛みの強さは最高の「9〜10」)。お母さまが真剣に救急車を呼ぼうかと悩むほどのご様子でした。

この強い頭痛をきっかけに、「脳に怖い病気が隠れていないか確認し、しっかりと予防していきたい」と当院を受診されました。

2. 当院での治療とお薬の調整

精密検査で脳に危険な病気がないことを確認した上で、頭痛を起こりにくくする「予防治療」を開始しました。小児の頭痛治療では、お子さまの体質に合わせてお薬の量や種類を細かく調整していくことがとても重要です。

  • ステップ1: まず2種類の予防薬(AとB)でスタートしました。
  • ステップ2: お薬Bを増やしたところ、副作用で眠気が出てしまったため、増量を断念。別のお薬(C)を追加しましたが、まだ効果は十分ではありませんでした。
  • ステップ3: そこで、最初のお薬(A)の量を増やしてみたところ、これが男の子の体質にぴったりと合いました。それ以来、ピタッと頭痛が出なくなり、半年間「頭痛ゼロ」の状態を維持することができました。

3. 治療の終了と現在の様子

しっかりと頭痛が出ない期間を作れたため、2025年の秋頃から4か月かけて、体に負担のないよう少しずつお薬を減らしていきました。
そして2026年3月、すべての頭痛薬を完全に卒業(治療終了)となりました。

お薬をやめてから現在で7か月が経過していますが、一度も片頭痛は再発していません。 元気いっぱいに毎日を過ごされています。

クリニックからのメッセージ

新しいお薬でなくても、昔からある標準的な頭痛予防薬を、お子さまの様子を見ながら適切に調整(オーダーメイド処方)していくことで、十分に頭痛をゼロにすることは可能です。
「子どもが頭痛で学校を休みがち」「痛がり方が激しくて心配」という親御さまは、どうぞ諦めずに当院へご相談ください。

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