月1回だった頭痛が頻発し、不登校が心配だった9歳男児のケース

症例報告

月1回だった頭痛が頻発し、不登校が心配だった9歳男児のケース

2026.03.13

【症状:7歳から続く、動けないほどの頭痛】
もともと7歳頃から頭痛があり、昨年当院を初診。当時は1〜2ヶ月に1回程度の頻度で、市販の痛み止めで様子を見ていました。

しかし、ここ数ヶ月で頭痛が急増。月に5〜6回も学校を休むようになり、「このままでは学校に行けなくなる」とご家族で再受診されました。

【詳しい症状の現れ方】

  • 場所・性質:頭のてっぺん(頭頂部)がズキンズキンと激しく痛む。
  • 特徴:朝方に起こり、動くと痛みが響くため、じっと横になるしかない。
  • 持続時間:3〜4時間ほど続く。
  • 随伴症状:吐き気はないが、光をまぶしく感じたり、周囲の音をうるさく感じたりする。

【医師の診断とアプローチ】
生活習慣を詳しく伺うと、睡眠時間は9時間、水分摂取も十分で、日常に大きな問題はありませんでした。
典型的な「前兆のない片頭痛」ですが、頻度が増して日常生活(学業)に支障が出ているため、単なる痛み止めだけでなく、根本から頻度を減らす「予防療法」を開始しました

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