【福岡】閃輝暗点ってなに?光がチカチカ見える子どもの片頭痛と受診の目安をご紹介!

お子さんが「目の前がチカチカする」「光が走って見えにくい」と訴えたら、保護者の方は驚きと不安を感じるのではないでしょうか。
これは「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれる症状で、子どもの片頭痛の前兆として現れることがあります。
短時間で治まることが多い一方、繰り返し起こる場合や頭痛を伴う場合には、専門的な診察が必要になることもあります。
この記事では、閃輝暗点の特徴や片頭痛との関係、家庭での対応の工夫、そして受診の目安についてわかりやすく解説します。
閃輝暗点(せんきあんてん)とは?

閃輝暗点とは、視覚に現れる一時的な異常で、視界の一部にギザギザした光や、チカチカと点滅する模様が見える状態を指します。
中には、稲妻のように光が走って見えたり、モザイク状に視界が欠けたりするケースもあります。
症状は数分から30分ほど続き、自然に治まることが多いのが特徴です。
症状の最中は、文字が読みにくい、黒板やプリントが見えにくいといった学業上の支障が出ることもあります。
この症状自体は一時的で後遺症が残ることはまれですが、その後に頭痛・吐き気を伴うケースがあり、片頭痛の前兆として現れることがあるため注意が必要です。
大人の片頭痛でもよく見られますが、子どもにも起こることがある点を知っておくと安心です。
子どもの片頭痛と閃輝暗点の関係
片頭痛は小児期から思春期にかけて発症しやすく、特に小学校高学年から中学生の間で多く見られます。
男女比では小さいうちは男の子にやや多く、思春期以降は女の子に多くなる傾向があります。
片頭痛の特徴は、頭の片側がズキズキと脈打つように痛むことに加えて、光や音に敏感になること、吐き気や嘔吐を伴うことです。
その中で閃輝暗点は「前兆」として現れることがあります。
お子さんがよく口にする表現としては、「視界がギザギザして見にくい」「本が読みにくい」
「教室の黒板の文字がかすんで消える」などがあります。
これらの症状が10〜30分程度続いたあとに頭痛が始まる場合、片頭痛の前兆と考えられます。
とはいえ、すべての片頭痛に閃輝暗点が伴うわけではなく、頭痛だけが起こるケースや、逆に閃輝暗点だけで頭痛を伴わないケースもあります。
閃輝暗点が出たときの注意点
閃輝暗点は多くの場合、時間が経てば自然に消えるため、すぐに大きな病気を疑う必要はありません。
しかし、繰り返すようになると生活への影響が無視できなくなります。
例えば、授業中に視界がチカチカしてノートが取れない、体育の最中に視野が欠けて危険を感じるといったケースです。
また、症状に続いて強い頭痛や吐き気が現れると、学校を休まざるを得なくなり学業や生活の質に影響します。
さらに注意すべきなのは、通常の閃輝暗点とは異なる症状が出る場合です。
・30分以上続く視覚異常
・片方の手足のしびれや脱力
・言葉が出にくい、会話がかみ合わない
・意識がもうろうとする
こうした症状は、片頭痛だけでなく脳の血管や神経に関わる病気の可能性もあるため、放っておかず、早めに医師に診てもらうことをおすすめします。
受診の目安

では、どのタイミングで受診すべきなのでしょうか。
次のようなケースでは、自己判断せず当院へご相談ください。
・子どもが繰り返し「光が見える」「チカチカする」と訴える
・閃輝暗点のあとに頭痛や吐き気が頻繁に起こる
・視覚異常が長く続き、学業や生活に支障をきたしている
・初めての症状で保護者の方が強い不安を感じている
当院では、小児の頭痛に専門的に取り組んでおり、詳細な問診・生活状況の確認をもとに診断を進めます。
必要に応じて画像検査や神経学的な評価を行い、子ども一人ひとりに合わせた適切な治療・生活指導を行います。
ご家庭でできる工夫
受診に加えて、家庭でのサポートも重要です。
片頭痛や閃輝暗点は生活リズムや環境によっても引き起こされやすいため、次のような工夫が有効です。
睡眠のリズムを整える
寝不足や休日の寝だめは頭痛を誘発しやすいため、毎日同じ時間に寝起きする習慣をつけましょう。
強い刺激を避ける
まぶしい光や大きな音、人混みなどは片頭痛のきっかけになります。
サングラスの使用や静かな環境での休息が効果的です。
食生活に気をつける
チョコレートやインスタント食品、カフェインなどが誘因になることもあるため、食べ過ぎに注意しましょう。
水分補給をこまめに
脱水も片頭痛の引き金になります。
運動や外遊びの後は特に意識的に水分を与えてください。
ストレスケア
学校生活や友人関係でストレスがたまると発作につながることがあります。
家庭では安心して話せる時間を設けることが大切です。
これらの工夫で症状が和らぐこともありますが、根本的な解決のためには医師による診断と適切な治療が欠かせません。
子どもの頭痛や視覚異常は早めにご相談を
閃輝暗点は、子どもの片頭痛の前兆として現れることがある症状です。
多くは短時間で自然に治まりますが、繰り返す場合や頭痛・吐き気を伴う場合には注意が必要です。
「成長期だから大丈夫」と思って見過ごしてしまうと、症状が長引いて生活に支障が出ることもあります。
気になる症状があるときは、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
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