【福岡】小学生低学年に見られる頭痛の特徴と受診の目安をご紹介!

小学生に入学したばかりの低学年の子どもは、これまでの生活から一気に環境が変わり、心身に大きな負担がかかります。
授業・宿題・集団生活・友人関係など、幼稚園や保育園とは違う新しいリズムに適応する中で「頭が痛い」と訴えることがあります。
しかし、低学年の子どもは自分の症状をうまく言葉にできず、保護者や先生が気づくのが遅れてしまうことも少なくありません。
頭痛は一時的な疲れやストレスからくる場合もあれば、片頭痛や自律神経の不調、まれに重大な病気が背景に隠れていることもあります。
そこでこの記事では、小学生低学年に見られる頭痛の特徴や学校・家庭でのサイン、対応方法、そして受診の目安について詳しく解説します。
小学生低学年に頭痛が出やすい理由

学校生活が始まり疲れがたまりやすい
低学年の子どもは、入学によって一日の大半を学校で過ごすことになり、長時間座って授業を受けるだけでも大きなエネルギーを使います。
さらに授業内容を理解する集中力や、新しい友達や先生との関わりにも精神的な疲労が重なります。
こうした疲れがたまることで頭痛につながりやすくなります。
生活リズムの変化による影響
入学すると起床や就寝の時間がこれまで以上に決まってくるため、体が新しいリズムに慣れるまでに時間がかかります。
寝不足や朝食の欠食、長時間の緊張状態は、片頭痛や緊張型頭痛の引き金となることがあります。
成長による自律神経の不安定さ
小学生低学年は体の成長が著しく、自律神経もまだ発達の途中です。
気温差や気圧の変化、精神的ストレスに敏感に反応しやすく、頭痛や吐き気、だるさといった症状が出やすい時期といえます。
小学生低学年に見られる頭痛の特徴
「痛い」と言葉で伝えにくい
低学年の子どもは「ズキズキする」「締めつけられるように痛い」といった具体的な表現が難しく、ただ「痛い」とだけ訴えることが多いです。
中には言葉にせず泣くだけ、うずくまるだけという場合もあり、周囲の観察が必要です。
遊びをやめて横になる・泣く
普段元気に遊んでいる子どもが急に遊びをやめて横になる、泣き出すといった行動は頭痛のサインであることがあります。
休むことで落ち着く場合もありますが、繰り返すようなら注意が必要です。
光や音を嫌がる行動が見られる
「電気を消してほしい」「テレビを止めて」といった要求や、普段より暗い場所を好む行動は片頭痛によく見られる特徴です。
低学年でもこうした行動サインを示す場合があるため、保護者は見逃さないことが大切です。
学校で見られる頭痛サイン

授業中に集中できない
頭痛があると集中力が続かず、授業に参加できない、ぼーっとするといった様子が見られます。
先生から「最近授業に集中していない」と指摘される場合、背景に頭痛が隠れている可能性があります。
保健室に行きたがる
繰り返し保健室に行く、授業より休憩を求めるといった行動は、体調不良のサインです。「サボり」ではなく、実際に体の不調を感じている可能性があります。
給食を食べられないことがある
頭痛に伴い食欲が低下し、給食を残す、吐き気を訴えるケースもあります。
特に給食の時間帯に繰り返し体調を崩すようであれば、頭痛や自律神経の乱れが関わっているかもしれません。
家庭でできる頭痛への対応方法
睡眠と食事のリズムを整える
十分な睡眠(低学年は9〜11時間程度)と規則正しい朝食は、頭痛予防の基本です。
寝不足や空腹は片頭痛を引き起こす大きな要因となるため、まずは生活リズムを安定させましょう。
発作時は静かで暗い環境を整える
頭痛を訴えたときは、照明を落とし、テレビや音を消して静かな部屋で休ませます。
冷たいタオルを額に当てるなど、子どもが落ち着ける工夫をすると回復が早まります。
頭痛ダイアリーをつけて症状を把握する
頭痛が出た日時、きっかけ(運動後・空腹時・天気の変化など)、症状の様子を記録することで、医師に具体的に伝えることができます。
繰り返す頭痛の場合は、この記録が診断の大きな助けになります。
受診の目安になる症状
頻繁に頭痛を訴えるようになった
週に何度も頭痛を訴える、同じパターンで繰り返す場合は、片頭痛や緊張型頭痛、自律神経の不調が背景にある可能性があります。
嘔吐や発熱を伴う頭痛
頭痛と同時に嘔吐や発熱、ふらつきなどの症状がある場合は注意が必要です。
感染症や重大な病気のサインのこともあるため、早めに小児科を受診しましょう。
突然強い頭痛が出てぐったりする
急に強い頭痛を訴え、動けなくなる、意識がもうろうとする場合は、命に関わる病気の可能性もあるため緊急性があります。
救急外来を含め、すぐに医療機関を受診することが必要です。
小学生低学年の頭痛は見逃さず、受診の目安を知って早めに対応しましょう
小学生低学年は体も心も成長の途中であり、頭痛が出やすい時期です。
しかし、子どもは症状をうまく言葉にできず、泣く・横になる・光を嫌がるなどの行動でしか示せません。
学校や家庭でのサインを見逃さず、生活リズムを整え、必要に応じて受診につなげることが大切です。
特に「頻繁な頭痛」「嘔吐や発熱を伴う」「突然強い頭痛」という場合は、早めの受診が安心につながります。
保護者が観察と記録を心がけることで、適切な診断と治療を受けやすくなります。
子どもの「頭が痛い」は単なる疲れではないかもしれません。
早期に気づき、家庭と学校、医療機関が連携してサポートすることが、健やかな成長につながります。
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